時代屋こあら🐨と探す時代のヒントNO.21:Hさんの物語 男性

人生のヒント

Hさんは60代の男性で、国内で石油などを運ぶタンカー船の船乗りとして活躍しています。

腕が太く、強面な見た目の彼ですが、話し出すとそのおおらかさと優しさに惹きつけられます。

大学を卒業後、彼は船乗りの道を選び、今の会社でずっと働き続けています。

「船乗りになった理由は単純にかっこよかったから」

と、大きな笑い声で語るHさんは、数々の危険な体験を経ながらも、

「ここでやめたらかっこ悪い」という思いで今でも航海を続けています。

船乗りとしての葛藤

近年、船乗りの現状は厳しく、人手不足が続いています。

なぜなら育ててもすぐに辞めてしまう若者が多く、

Hさん自身も陸上職員への昇進の話が何度もあったものの、

「きれいごとばかりでは、安全に船は動かない」

と熱く語ります。

Hさんは1年のほとんどを海の上で過ごしており、結婚はしておらず、ご両親も他界されています。

二人とも死に際に会えなかったことが、Hさんにとって一番の後悔であり

その思いが彼をさらに奮い立たせています。

自分を信じるルール

Hさんが持っている唯一の信念は、「自分を信じること」です。

どんな仕事でも、楽をしようと思えばできるが、居場所を失うリスクもあると警告します。

「AIだかなんだか知らないが、人間としてのプライドを持ってほしい」と彼は言います。

それが彼にとっての生き方であり、仕事を通じての誇りです。

「若い人たちが生きづらい世の中なのもわかるが、それでも生きていかなければならない。

命は大切に」と、真剣に訴えます。

彼の言葉には、過酷な航海の中で培われた経験と教訓が詰まっています。

天職なんて簡単に見つからない、Hさん自身20年程やり続けて船乗りが天職だと思えたという。

厳しい現実と新たな可能性

後悔や失敗、嫌な思いをすることも人生の一部です。

「偉い政治家が変えてくれるのを待つか、政治家になるしか世の中は変えられない。

それを知った上で、思い切り生きてやればいい」と力強く語ります。

Hさんは、社会が抱える問題に対しても真剣に向き合っており、

変化を求めることがいかに重要かを強調します。

今いる時代の波に乗っていれば、いつか違う波がやってくる。

その時に乗れるかどうかは自分の力次第です。

若者へのメッセージ

Hさんは、「いつか生きててよかったと思う瞬間が来るから、

それに気づけるように前を向いて自分の道を進んでください」と、

若者たちに熱いメッセージを送ります。

自分の選択が未来を創ることを忘れず、周囲との関係を大切にしながら、

前向きに生きることが重要です。彼は、自分が歩んできた道のりを振り返りながら、

若者には「失敗を恐れず、挑戦し続けてほしい」と伝えています。

どんな小さな一歩でも、自分にとっての「幸せ」を見つける手助けになるはずです。

まとめ

Hさんは、船乗りとしての経験を通じて得た教訓を若い世代に伝えています。

人生は一度きりであり、自分自身を信じ、勇気を持って選択をすることが未来を切り拓く鍵です。

後悔を恐れず、自分の道を歩むことの大切さを教えてくれるHさんの言葉は、

今の若者たちにも大きな勇気を与えることでしょう。

人生の航海は時に厳しいものですが、それでも自分の選択を信じて進んでいくことが

豊かな人生を築くための第一歩なのです。

#就職活動 #人生相談 #高齢者 #若者 #時代

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時代屋こあら

こんにちは!「時代屋こあら」と申します。27歳で、大学を卒業してから転職を繰り返し今は8社目の職場にいます(笑)

私のこれまでの歩み

小学生の頃から大学までずっと野球してました!
大学卒業後は地元から東京に上京!
しましたが、、、父親が病で倒れたり、父が経営していた会社倒産したり、実家なくなったり( ;∀;)踏んだり蹴ったり!!
そんな人生歩んできても一生懸命生きてます!

このブログでは、実際に高齢者の方々にインタビューし、彼らの貴重な人生経験を共有することで、現代に活かせる知恵やヒントを探していきます。転職やキャリアに迷う若い世代の方々にも、過去の経験から学べることをお伝えしたいと思っています。
これからも、皆さんと一緒に時代のヒントを見つけていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!
占いで前世コアラって言われた。。。。。
どんな時代でも自分は自分ってことで( `ー´)ノ

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